昨日は,あの雪の中を,国会図書館で行われた講演とディスカッション「ウェブアーカイビングの現在と展望−国際連携に向けて−」に行ってきた.その趣旨は,ウエブには膨大な量のデジタルデータが氾濫しているが,ほうっておけば,どんどん消えてしまう.その長期保存の意義と必要性、最新の国際動向などを展望するというもの.
プログラムは,
• 国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業「WARPの概要説明」• ヨーロピアンアーカイブ ディレクターのジュリアン・マサネス氏による「ウェブアーカイブとデジタル化の国際的な潮流」
• インターネットアーカイブ ウェブグループ ディレクターのクリス・カーペンター女史による「ウェブアーカイブにおける国際的な連携協力とInternational Internet Preservation Consortium (IIPC)」
• 東京大学 生産技術研究所 喜連川優教授による「ウェブアーカイブ解析技術」に関する講演があり,最後に上の写真のように3人によるパネルディスカッションと質疑応答が行われた.
ウエブアーカイビングの長期保存の意義と必要性という課題は,その対象があまりにも広く,しかも重い問題を含んでいて,一筋縄で捉えられるものではなく,今回の3時間強の制約のなかでは上っ面の概要を知るのが,精一杯だった.
例えば,行動を起こすのに最も切実な予算確保から,Googleのようなアルゴリズムが公開されない民間企業のディレクトリに頼る危険,公的な立場からの研究と組織の必要性,何を保存するかの選択の難しさ,データの時間軸の変化への対応方法,ものすごい勢いで増え続けるビデオデータなどへの技術的対応とか,様々な分野や他国との連携の必要性,著作権保護とフリーな公開との権利のバランス,しかし日本では商業的なサーチエンジンのサーバーさえも法律的には日本国内に置けないという現実,などなど,難しい問題が山積だが,とにかく急を要することで,放置すれば,取り返しのつかない損失になることを誰もが認識すべきだ.今回のイベントを契機に,さらに各分野の具体的な突っ込んだ議論も必要だろう.
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行く予定だった 2008-01-23(Wed): 国立国会図書館 講演とディスカッション「ウェブアーカイビングの現在と展望−国際連携に向けて」 (於・東京都/国立国会図書館東京本館) http://www.ndl.go.jp/jp/webarch/ だが、諸般の事情で参加できず悔しい思いをしていたが、カレン
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